自救力
- 救急法
- 救急法|止血法
ケガなどによって短時間に大量の血が失われると、生命に危険が及んでくる。人間の血液の量は、体重の13分の1にあたるといわれており、その3分の 1が失われると生命の危険にさらされ、2分の1を失うと失血死してしまう。とくに注意… 続きを読む
- 救急法
- 救急法|捻挫
強い力が加わって関節が可動域を超えてしまったときに、靭帯や腱などが伸ばされたり一部断裂したりして起こる障害が捻挫。山登りでは、段差で足を踏 み外したり浮き石に乗ったりして足首を捻挫してしまう事故が非常に多い。ひとくちに捻… 続きを読む
- 救急法
- 救急法|骨折
転倒や転滑落などが原因で骨に強い外力がかかると、ヒビが入ったり折れたりすることがある。これが骨折だ。骨折は「開放性骨折」と「非開放性骨折」 に大別される。折れた骨が皮膚を突き破っているのが開放性骨折で、神経や血管を傷つけ… 続きを読む
- 救急法
- 救急法|低体温症
寒冷下で体幹温度(体の内部の温度)が下がることによって体にさまざまな弊害を引き起こすのが低体温症。最初はふるえやしびれなどの症状が現われ、 進行すると筋肉がうまく動かなくなり、ろれつがまわらなくなったり、なんでもないとこ… 続きを読む
- 救急法
- 救急法|凍傷
低温の影響により、手足の動脈が縮んで血液の循環が悪くなったり、組織そのものが凍結して細胞が破壊されたりする局所的な障害を凍傷という。 2001年の正月、北アルプス一帯では1週間以上もの悪天候が続き、その間に計21件もの遭… 続きを読む
- 救急法
- 救急法|熱中症
高温下で活動しているときなど、体温の上昇に身体のクーリング機能が追いつかなくなり、体内に熱がこもった状態になるのが熱中症。疲労や睡眠不足、深酒などの生活習慣が誘因となって起こる場合もある。 熱中症になると、体温調節機能や… 続きを読む
- 救急法
- 救急法|やけど
2003年1月、奥秩父の金峰山に単独で登った男性が、テントの中でコッヘルの湯をこぼしてしまって太ももを火傷。そのまま登山を続けたが、火傷の傷がひどくなって行動不能に陥り、10日間のビバークののちに救助されるという事故があ… 続きを読む
- 救急法
- 救急法|高山病
ふだん標高の低い場所で生活しているわれわれが山に登ると、高度が上がって空気が薄くなることにより、摂取できる酸素が不足し、さまざまな障害が現われてくる。これが一般に高山病と呼ばれている「急性高山病」である。 もともと人間の… 続きを読む
- 自救力
- 山行前のセルフレスキュー
セルフレスキューは、救助活動などの「事後処理対策」に限ったものではない。次に挙げるような「事前防止対策」も、広い意味でのセルフレスキューととらえることができる。 体力、技術を向上させる 体力があればそれだけ余裕をもって行… 続きを読む
- 自救力
- 自救力アップのすすめ
山岳ライター 羽根田 治 今、若者を中心に、登山が再びブームとなっています。従来からの中高年世代と併せ、老若男女を問わず、多くの人々が登山に親しんでいます。山に向かう理由は人それぞれですが、世代や性差を超えて人々を惹き付… 続きを読む
- 救助要請
- 遭難|道に迷ってしまったら
正しいルートに戻るのが優先 登山者ならば、山で道に迷ってヒヤッとした経験は誰にでもあると思う。それが大事にいたらずにすんでいるのは、深みにはまり込む前に正しいルートに戻れたからだ。 もし山で道に迷ってしまっ… 続きを読む
- 救助要請
- 遭難|ヘリコプターレスキュー
今日のヘリレスキュー 前述したように、今日の山岳遭難救助はヘリコプターなくして語ることはできない。 まだヘリコプターが山岳レスキューに使われていなかった時代は、遭難事故が起こると救助隊が組織され、山麓から歩… 続きを読む