救急法
- 救急法
- 救急法|救急法にとりかかる前に
なぜ救急法が必要なのか? 山には病院があるわけではないし、119番をしたらすぐに救急車が飛んできてくれるというわけにもいかない。ケガをしたり病気になったりしたときに、街にいるときのように専門的な手当て・治療を受けられない… 続きを読む
- 救急法
- 救急法|心肺蘇生法
山では、心臓発作や落雷、雪崩による埋没などで心肺停止状態になってしまうことがある。たとえば2006年7月、富士山を登山中の62歳のカナダ人 が標高3450m付近で突然倒れ、富士河口湖町内の病院に収容されたが心停止ですでに… 続きを読む
- 救急法
- 救急法|症状に合った回復体位をとらせる
応急手当て後、救助や回復を待つ間には、傷病者の苦痛を和らげ、症状を悪化させないように、容体に応じた姿勢、あるいはなるべく楽な姿勢をとらせるようにする。 その際には、転滑落、落石や雪崩などの危険がない安定した… 続きを読む
- 救急法
- 救急法|止血法
ケガなどによって短時間に大量の血が失われると、生命に危険が及んでくる。人間の血液の量は、体重の13分の1にあたるといわれており、その3分の 1が失われると生命の危険にさらされ、2分の1を失うと失血死してしまう。とくに注意… 続きを読む
- 救急法
- 救急法|捻挫
強い力が加わって関節が可動域を超えてしまったときに、靭帯や腱などが伸ばされたり一部断裂したりして起こる障害が捻挫。山登りでは、段差で足を踏 み外したり浮き石に乗ったりして足首を捻挫してしまう事故が非常に多い。ひとくちに捻… 続きを読む
- 救急法
- 救急法|骨折
転倒や転滑落などが原因で骨に強い外力がかかると、ヒビが入ったり折れたりすることがある。これが骨折だ。骨折は「開放性骨折」と「非開放性骨折」 に大別される。折れた骨が皮膚を突き破っているのが開放性骨折で、神経や血管を傷つけ… 続きを読む
- 救急法
- 救急法|低体温症
寒冷下で体幹温度(体の内部の温度)が下がることによって体にさまざまな弊害を引き起こすのが低体温症。最初はふるえやしびれなどの症状が現われ、 進行すると筋肉がうまく動かなくなり、ろれつがまわらなくなったり、なんでもないとこ… 続きを読む
- 救急法
- 救急法|凍傷
低温の影響により、手足の動脈が縮んで血液の循環が悪くなったり、組織そのものが凍結して細胞が破壊されたりする局所的な障害を凍傷という。 2001年の正月、北アルプス一帯では1週間以上もの悪天候が続き、その間に計21件もの遭… 続きを読む
- 救急法
- 救急法|熱中症
高温下で活動しているときなど、体温の上昇に身体のクーリング機能が追いつかなくなり、体内に熱がこもった状態になるのが熱中症。疲労や睡眠不足、深酒などの生活習慣が誘因となって起こる場合もある。 熱中症になると、体温調節機能や… 続きを読む