猪熊隆之の雲から山の天気を学ぼう
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- 雲から山の天気を学ぼう|(76)天候を急変させる危険な雲~日本海側の山岳編~
気象遭難は、日本海側の山で多く発生しています。その理由のひとつは、日本海側の山では天候が非常に変わりやすく、朝のうちは晴れていても、昼頃から風雨が強まったり、吹雪になったりすることがあるからです。そのようなとき、山麓の予… 続きを読む
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- 雲から山の天気を学ぼう|(75)北アルプス南部で見られる雲海のパターン
山で見られる景色の中で出会いたいもののひとつが雲海ですよね。槍ヶ岳や穂高岳、燕岳など北アルプス南部で見られる雲海にはいくつかのパターンがあります。ここでは、2022年9月4日(日)から5日(月)にかけて見られたものをご紹… 続きを読む
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- 雲から山の天気を学ぼう|(74)北アルプスに吹雪をもたらす雲
体育の日の連休は、しばしば北ルプスや妙高山、東北の標高の高い山などで吹雪になります。それを予想していないと、低体温症や積雪によるスリップ、転滑落などの事故を起こしかねません。そこで、数年前の体育の日に、富士山や立山で初冠… 続きを読む
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- 雲から山の天気を学ぼう|(73)湿った空気 VS 乾いた空気
これから秋雨のシーズンとなりますが、この季節は、梅雨と同じような気象現象が現れることがあるので、今回は、梅雨のときに見られた天気についてご紹介します。 梅雨明け前の上信国境の山から見られた、湿った空気と乾いた空気の闘いに… 続きを読む
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- 雲から山の天気を学ぼう|(72)雲を見て引き返すタイミングが分かる!?
朝は晴れていて絶好の登山日和に思えても、昼頃から雲行が怪しくなり、突然の雷雨に襲われることがあります。特に、山では早い時間から、落雷や強雨をもたらす積乱雲(せきらんうん、別名雷雲)が発達することが多く、落雷による死亡事故… 続きを読む
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- 雲から山の天気を学ぼう|(71)雲の高さを知ろう
空を見上げたときに、雲が浮かんでいると、「あの雲はどの位の高さなのかな?」と思うことがあります。また、雲がやる気を出して雲のてっぺんの高さが夏場だと7,000m以上、 冬場で3,000m以上に達すると雷を伴って激しい雨(… 続きを読む
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- 雲から山の天気を学ぼう|(70)白馬岳から見られた雲
今回は、先日白馬岳に行ったときに見られた雲について紹介します。 当日は、朝から雲一つない快晴で、登攀日和になることが予想されました。それではTHE・ENDになってしまいますよね(笑)。主稜を登攀しているときは、なかなか雲… 続きを読む
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- 雲から山の天気を学ぼう|(69)虹のようなものの正体は?~神秘的な光学現象~
虹のようなものの正体は?~神秘的な光学現象~ 春は、上空に薄雲が広がることが多く、暈(かさ)などの光学現象が見られやすい季節です。そこで、今回は、数年前のゴールデンウィークに見られた虹のような、不思議な現象について解説し… 続きを読む
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- 雲から山の天気を学ぼう|(68)寒冷前線が接近するときの雲partⅡ~西穂高・丸山~
寒冷前線が接近するときの雲partⅡ~西穂高・丸山~ 前回は、寒冷前線が接近するときの天候の悪化について、天気図から予想する方法を学びました。今回は、雲の変化から早めに天候の悪化を察知し、避難行動につなげる方法です。 冬… 続きを読む
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- 雲から山の天気を学ぼう|(67)積雪ナンバー1は酸ヶ湯ではない!?
番外編 積雪ナンバー1は酸ヶ湯ではない!? 今冬は、北極からの寒気がたびたび日本列島に南下し、12~2月の3ヵ月間では北海道と南西諸島を除いて平年を気温が下回り、2017/18シーズン以来の寒冬になりそうな感じである(2… 続きを読む
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- 雲から山の天気を学ぼう|(66)厳冬の利尻で見られた雲PartⅠ ~低気圧の眼~
厳冬の利尻で見られた雲PartⅠ ~低気圧の眼~ *12月中旬から1月初めに利尻島に滞在していました。意外なことに(?)、利尻島に行くのは初めてでした。それも2週間という長期間、島に滞在できる機会が来るとは! 厳冬期の利… 続きを読む
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- 雲から山の天気を学ぼう|(65)~キリマンジャロで見られた雲 Part Ⅱ~
~キリマンジャロで見られた雲 Part Ⅱ~ 乾季のキリマンジャロでは、朝は標高2,500m以上では青空が広がることが多くなります。そして、日中は谷風(たにかぜ ※)の影響で、南側の山腹から雲が湧きたっていきます。 ※ … 続きを読む